歴まねブログ

歴史から学び、偉人のまねをする。…そうです!まねぶのです!

幕府目線からの明治維新<明治維新編③>

まねびポイント

 

・学校で教わったのは薩長が弱腰外交を繰り広げる幕府を武力を使わず政権交代したというイメージだが本当にそうなのか?

明治維新の始まり

1853年浦賀に黒船ペリー来航。徳川幕府は開国を迫るペリーに対し翌年返答すると約束をし、ペリーを一時退却させる。

ペリー来航による対策に追われている最中、12代将軍家慶が没し、その跡を継いだのが13代将軍家定。家定は病弱で、子供がおらず、就任後早い時期から跡継ぎ問題が浮上していた。

 

跡継ぎ問題が勃発

 

家定亡き後、迫り来る外国勢力に対抗するためには英明と評判の高い一橋慶喜を将軍とし、幕府と薩摩や越前などの雄藩が力を合わせた政権運営を実行したい一橋派と関ヶ原以前より徳川家に従い幕府内でも要職を独占し、家茂を将軍にすることにより今までの利権を維持したい南紀派による権力抗争が起こり、結果彦根藩井伊直弼大老就任により南紀派の勝利に終わる。